5/ 24th, 2010 | Author: Ken |
こんな話、あんな話。
いやー、楽しいの何のって。さるメーリングリスト上で「6本脚」のニワトリが話題になっている。こんな面白い話題は久々だ。
ぼくだって黙っていられない。血が騒ぐのですよ。河童の木乃伊、鬼の爪、人魚の木乃伊、肉付の面、火星の人面岩……。あるわあるわ、海外ではロンギヌスの槍、ユニコーン、聖遺物、もちろん失われたアークも、雪男の頭皮やネッシー、アダムスキーの宇宙船、もうたまりませんね。…こんなニワトリはやはりキメラ(Chimera)なんでしょうね。
たかが6本脚が何だ!ぼくは14脚のニワトリを飼っているんだ。これで驚かないのだったら千手観音ならぬ千脚鶏も知っているのだ。どうやって歩くの?なーにナチスの行進ね。あれ「アヒル足行進」って言うし、中国や北朝鮮の軍事パレードをYou Tubeで見て、凄いシンクロしていて、CGじゃないの?って思ってしまう。この鶏は右、左って見事にシンクロして歩くんだ。そういえば太閤秀吉は指が1本多かったというし、ルドルフ二世は不思議物のコレクターであったし、シーザーは馬の蹄がもう一つ横についている馬を珍重した。…..お遊びで言うのはいいけれど、信じる人もいるから気をつけたいものだ。
しかしだ、このバイオテクノロジーの時代には、急速に成長する肉豚、クローン、豚に人間の臓器を作らせたり、気味の悪い話が現実になりつつある。脚がたくさんある鶏ならもも肉の生産性が上がるしね。いっそのことips細胞から脚だけの鶏を作ったりして。だから本当のような気がして来て「一種のカルト」みたいなものにハマるのですね。あのシャーロック・ホームズの原作者コナン・ドイルだって妖精写真や降霊術を信じていた。ぼくは疑似科学には笑ってしまうから好きなんだ、何が動物磁気だ!ホメオパシーだ!
奇術師のジェームス・ランディは「科学的に実証できる超能力を持つ者に、100万ドルを進呈する」と、超能力者の挑戦を募っている。いまだに誰も挑戦していないから、ヒーラーたちどんどん挑戦すればいいのに。100万ドルだよ!
…ぼくの多脚鳥はフォトショップというお店で買ったんだ。そうそう「秘密の動物史」って本知ってる?これは素敵だよ。脚のある蛇のX線写真や、頭に鹿の角をつけた兎や不思議な動物がいっぱい。