3/ 23rd, 2016 | Author: Ken |
ホラ
世の中は騙しに溢れている。政治家を筆頭として、都合が悪くなれば「記憶にない」!便利な言葉だな。海馬が相当にイカレているんだろう。まあ、騙しの歴史に残る奴等の手口には嬉しくなってしまう。⚫️サンジェルマン伯爵/自称2000歳、ベルサイユに現れて・・・⚫️天一坊/将軍・徳川吉宗の御落胤を称して・・・⚫️カリオストロ/アントワネットの「首飾り事件」など・・・⚫️ご存知クヒオ大佐/ラジオの雑音を入れながら、こちら厚木上空なんて・・その努力には脱帽。⚫️ミュンヒハウゼン、ホラ男爵の冒険。⚫️フランク・W・アバグネイル/その痛快な詐欺人生、いまそれを活かしてコンサルタントだってさ。⚫️ポール・バニヤンの大ボラ話。⚫️竹内巨麿/キリストの墓は日本にあるのだ。⚫️ヴィクトール・ルースティヒ/エッフェル塔を売った男。そうそう、日本でもM資金や山下将軍の財宝なんて。角栄の声色詐欺とか、ペテン師たちの知恵に笑うやら呆れるやら・・・J・アーチャーも投資で騙されて大損「100万ドルを取り返せ」でベストセラーに、国会議員様ですゾ。植木等の「日本一のホラ吹き男」も忘れがたいネ。♬吹いて吹いて、吹いて、吹いて・・・
・・・まだまだ大勢のCon Manたちがネ。英国海軍を騙した「偽エチオピア皇帝」の悪巫山戯(わるふざけ)なんて抱腹絶倒!Dreadnought Hoax)とは、1910年に担ぎ屋ホーレス・デ・ヴェレ・コールによる悪ふざけで、偽者のエチオピア皇帝の随行団が戦艦ドレッドノートに乗り込んで遊んだ事件だ。皇帝は「ブンガ、ブンガ!(すばらしい、実に素晴しい」と。皇女は「チャック・アチョイ!」そして、士官たちに偽の勲章を授与したそうだ。あのヴァージニア・ウルフも一味だった(写真の左端)。後にドレッドノートがドイツの潜水艦を体当たりで撃沈した時には、「ブンガ、ブンガ!」と祝電が送られたそうだ。・・・でも、ヒトラーやスターリン、わが国の大本営も。そんなのに比べりゃ可愛いもんサ。ホラ話の種は尽きまじ。