7/ 26th, 2017 | Author: Ken |
歴史を変えたレコード。
「世界を変えたレコード」2:C・パーカー、モンク、ガレスピー、O・コールマン・・? 悩んだ末、ぼく自身はこの3枚だ。1)ミンガス’56「直立猿人」公民権運動の高まりとともに主張を掲げたアグレッシヴな集団即興演奏だ。2)’60「マイ・フェヴァリット・シングス」新しいコルトレーン・ミュージックの道を切り開いた。3)’70「ビッチェズ・ブリュー」60年代のスリリングで鋭く切り込むサウンドを捨てさり、新時代に突入して行ったマイルス。革新の最前線を切り開いてこそモダンなのだ。そう、いままでに聴いたことの無いサウンドの斬新と心地よさ・・・しかし、これら変革にについて行けないファンも数多くいて彼らは離れていった・・・。あの衝撃もいま聴けば懐メロに聞こえる。時代が変わったのだ。もう音楽に心を昂らせるエネルギーも革新性も無い時代。ハイテクが進みながら悲しいことだ。気の抜けたようなポップスが空しく流れて行く・・・。