2/ 17th, 2010 | Author: Ken |
神戸空港
神戸空港が開港4年を迎えた。とても “お誕生日おめでとう” とは言えない気分だ。需要予測を大きく下回り、旅客数も前年から14%減少、231万人で造成地も数%売れたのみ。昨年は全く売れていない。「空港建設には市税を一切投入しない」。と言うが、結局は市民のお荷物だ。お先は不透明感が濃くなるばかりだ。大阪府、兵庫県、神戸市と3空港を巡る話はかまびすしいが、未来は見えようもない。思えば震災の余塵もさめやらぬ時に、空港建設に対し「空港の是非は住民投票で」の声が30万人以上の署名となって表れたが、市は強引に建設を進めた。推進した人たちはいまどう考えているのだろうか…。近い将来、本当の破綻を迎えたときには彼らは何と答えるのだろうか?
… 多分「市民の将来のために作った」と開き直るか、無責任を決め込むのがオチだ。暗澹たる気持ちにさせてくれるネ。だから言わんこっちゃない。昔と今の戯れ歌でもどうぞ。
山崩し海を埋めし山鳩(はと)よ鳴く、くうこくうこ(空港)と聞くは悲しき