12/ 31st, 2012 | Author: Ken |
飛行するデザイン……翼竜とステルス
進化とはトンデモなく不思議な形態を生み出す。ダーウィン説が正しいとしても、ランの花そっくりな花カマキリの擬態や翼竜は、どうやって進化したのだろう。あまりにも巧妙過ぎる….。空を飛ぶというのも不思議すぎる。重力に逆らって空を飛ぶとは…..
1)空気より軽い(気球)2)弾道飛行(跳ぶ、投げる、打ち出す)3)羽ばたく・ホバリング(昆虫、鳥)4)翼による揚力(飛行機の固定翼、滑空)5)回転翼(ヘリコプター)6)反作用(ジェット、ロケット推進)7)磁気の斥力、空中浮遊の方法はこんなもんじゃないかな?
しかしだ、3億年前から昆虫は飛行していたし、翼竜はジュラ紀から白亜紀に栄え、奴らは初めて空を飛んだ脊椎動物だ。ランフォリンクスも(Rhamphorhynchus=「舳先の嘴」)その異形な姿はまるで中世の悪魔の絵を彷彿させる。長い尾の先にある菱形のヒレなんてだれがデザインしたのだ!地上に生息するものは重力の呪縛から逃れられない。しかし、空気を利用すれば飛行できる。……昆虫、鳥、ヒヨケザル、モモンガ、飛びトカゲ、etc…..生態系のニッチに適応して進化したと教えられるが、この巧妙極まる形態がダーウィンの言う……ドーキンスさん、本当?
人間だって負ちゃいない。世界初の実用的なステルス( stealth/こっそり、隠れる)機、1981年に初飛行を行ったアメリカ空軍の攻撃機F-117。初めて写真を見た時驚嘆した。こんなものが飛ぶのか? あまりにも異様、飛行機の常識を逸脱している。レーダーから発見されにくくするため、平面で構成された独特の多面体の機体形状、これにより空気力学的に不安定な形状を、操縦にコンピュータを介在安定性を確保した。そして黒塗りの塗料、これもRAM(Radar Absorbent Material)と呼ばれるレーダー波を吸収するグラファイト/エポキシ複合剤で覆われており、機体内部にも電波反射の少ない非金属素材が使用されている。そして爆撃機B-2は側面は曲線的だが平面形は、何とまあ!折り紙細工みたいな菱形の構成だ。垂直尾翼と水平尾翼がない「空飛ぶ翼」そのものだ。
僕はUFOを見た事あるのだ。時は1996年12月23日午前12時過ぎ、何故憶えているかと言うとその日は事務所開きだったのだパーティが終わり、酔いを醒ますためにベランダに出ていた。神戸・三宮中心街上空、北西から南東に向かい20秒ほどだったか?薄緑の五角形の十字形であった。高度は300メートルくらいと感じた。最初は連凧かと思った。次に連凧が切れて飛んでいるのかと….。それにして.は高度が高すぎる….。当時は携帯にカメラはついていなかったし慌ててメモした。あれは何だったのだろう?…..合理的解釈として.「F-117ステルス」ではなかったか? 多面体で構成され機体に街の灯が反射し連凧にみえたのでは?…..。今もって解らない。どなた.か見た人や写真に撮った人はいないのだろうか?