11/ 18th, 2011 | Author: Ken |
DUNLOP PHOENIX TOURNAMENT
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世界の強豪、名手たちが今年も九州宮崎で熱戦を繰り広げる「ダンロップ・フェニックス・トーナメント」。1974年第一回大会から数えて今年はもう38回目だ。ジョニー・ミラー、ヒューバート・グリーン、セベ・バルステロス、トム・ワトソン……そして帝王ジャック・ニクラウス。あのメジャーたちを眼前に見て感動したものだ。
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でも僕の思い出はプロたちの熱戦もさることながらトーナメントの記念品やスーベニールのショップ作りだ。…..1974年第1回大会から商品企画などで若造ながら加わった(歳がバレますね)。何しろ日本で始めての本格的インターナショナル・ツアーだ。企画ではプロアマ参加の面々、スポンサー、選手、役員の全員が揃いのタータンチェックのブレザーを着用。そのレセプションは壮観でしたよ。
ショップも当時は前例が無い以上参考にするものなんて皆無だから海外のゴルフ雑誌やトーナメントを必死に盗みましたね。ショップは大阪で仮組し、宮崎まで運び徹夜で作りあげた。それが第3回大会で77年だったと記憶する。よく売れましたね。数十万円もするシープスキン・コートまで売れたのだ。いい時代だったのですね。そして時代も変わり2004年からまた関わるようになった。….まあ僕のゴルフの腕はダッファーそのものでプレイもしなくなったが、ゴルフの世界を知るようになり歴史や数々のエピソードはいまも興味が尽きる事もない。….少し腹立たしいのは、ホラ、あれですよ、ゴルフウェアね。あんな奇妙な服ってちょっと町中じゃ着れないですね。
だからトラディショナルで品性あるウエアを目指して企画してきたのだが時代の潮流には逆らえませんでしたね。下の写真は1974年の第一回大会のVIP用のキャシミアセーターだ。そして77年のスーベニールたち。懐かしい思い出の品だ。