4/ 15th, 2016 | Author: Ken |
Chet Baker
3/ 26th, 2016 | Author: Ken |
ワレニ追イツク敵戦闘機ナシ・・・飛翔するデザイン
美しくリファインされた設計は高性能を生む。中島艦上偵察機機(C6N1)「彩雲」。前面投影面積を減らすために、誉21型のエンジンカウリウング直径に合せて、細く伸ばした直線的な胴体、そこにはカメラなど装備機器がギッシリ詰まり、母艦のリフト11mに合わせるため後縁が3点姿勢で前傾した垂直尾翼。主翼に層流翼の採用、その80%がインテグラルタンクだ。増槽無しでも3,000kmを飛行でき、700ℓ増槽装備で5300kmという単発艦上機としては世界最大の航続力を持っていた。艦上機だけに前縁スラット、親子式ファウラーフラップ等の高揚力装置、それに合せて水平尾翼の前縁が下がるという、まるでジェット時代を先取りしたようだ。離艦性向上のための3.5m・大直径プロペラ、そのため前方に突き出した長い脚、厚板構造でリベット数は10万本(零戦の22万本)・・・。レシプロ・エンジン機の限界に挑んだ近代性を感じる設計だ。推力単排気管によるジェット効果も計算ずくで、テスト機で350ktを記録、その高速ぶりを発揮した。
「彩雲」その名の通り姿もひたすらに美しい。
昭和19年6月下旬、サイパン島基地への高々度写真偵察の任務に(広瀬少尉・樋口少尉・電信員)硫黄島を発進し、サイパン島を目前に高度8,000mを二速で飛行中、前方に敵P38戦闘機3機と遭遇、距離300m。変針してブースト全開、水平全速・・・、「どうだ」「少し離れたようです」「まだ追いて来るか」「離れたようです」「見えません」伝声管を通しての会話があり、電文を打った。それが有名な「ワレニ追イツク敵戦闘機ナシ」だ。 「彩雲」は艦上偵察機として設計された唯一の機体で、単発艦上機としては世界最大の航続力を持っていた。戦後米軍によってテストされ「彩雲」は高オクタン価の燃料とオイルを使用し、高度6,000mで694.5km/hという高速を記録した。誉れエンジンは推定2200馬力を出した計算になるという。アメリカの燃料とはいえ、機体もエンジンも隠れた能力を発揮したのだ。
3/ 23rd, 2016 | Author: Ken |
世に騙しのタネは尽きまじ。
世の中は騙しに溢れている。政治家を筆頭として、都合が悪くなれば「記憶にない」!便利な言葉だな。海馬が相当にイカレているんだろう。まあ、騙しの歴史に残る奴等の手口には嬉しくなってしまう
・・・まだまだ大勢のCon Manたちがネ。英国海軍を騙した「偽エチオピア皇帝」
3/ 22nd, 2016 | Author: Ken |
光と影のドラマ。
カラヴァッジョ
上野の「ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ
墓碑銘には「自然そのもの以外に比肩しうるもののいない
素晴しい時間を過ごせた。カラヴァッジョ、本当に凄い。
2/ 16th, 2016 | Author: Ken |
切り裂きジャック。
さほどのミステリーファンじゃないが、ミステリーの大半は殺人事件だ。その中でも「切り裂きジャック」は未だに犯人探しが続いている。人間の最大のタブーを破るからこそ興味が湧くのだろうか?
●「イギリス流殺人事件の愉しみかた」◎ルーシー・ワースリー著/中島俊郎+玉井史絵・訳を読んでいると、あれッ?これ知ってる。 1888年ロンドンの切り裂きジャック(Jack the Ripper)、シャーロック・ホームズ、ジキル博士とハイド氏、猟奇的殺人事件や処刑、そしてドロシー・セイヤーズ、アガサ・クリスティと・・・ヴィクトリア朝事件を中心の雑学大全である。面白いの何の!(東京行きに携帯してこの分厚い本が静岡の辺で読了した。それくらい!)まあ、130年も前の事件だから無理もないが・・・この間もDNA鑑定でこれが犯人だ!というニュースがあった。 同著者による前作「暮らしのイギリス史」も異色の文化史だ。尾籠な話だがロンドンでも屎尿を郊外の野菜畑に撒いていたんだって・・・江戸と同じだ。と、本棚をかき回したら。他にももっとあったはずなんだが・・・。
●「JACK THE RIPPER」コリン・ウィルソンはリッパロロジストとという言葉の名付け親だ。まあ、その集大成がこの本だ。
何と!BBCが1965年にシャーロック・ホームズこそ犯人だ。という番組を作ったんだって。見てみたいものだ。
●「現代殺人百科」コリン・ウィルソン。殺人者達の羅列。
●「切り裂きジャック」日本のリッパロロジスト第一人者が仁加克雄だ。
●「真相」パトリシア・コーンウェルのは最初から犯人を挙げて追求するのだが、検屍官ケイ・スカーペッタのように鋭い推理が無い。この本のために7億円もの私財を資料購入や調査に使ったというが。手紙にしても犯人の挑戦状か劇場型の野次馬かは判断できていない。
●「ZODIAC」1969年サンフランシスコを中心に起こった未解決事件。犯人が新聞社に暗号手紙や証拠物件を送りつけ挑戦する。それをクロニクルのカトゥーン(一コマ漫画)作家が追求する。ダーティー・ハリーはこの事件を下敷きにしている。また本に忠実なドキュメントタッチの映画もあった。
●「診断名サイコパス」サイコパスとは「共感や恐怖を含む感情をまったく経験できない人間である」。良心、自制心、他者との紐帯を作る能力がない。知能が高く、警察に挑戦状や手紙を送りつける例が多い。日本でも「宮崎・幼女誘拐殺人事件」や「酒鬼薔薇聖斗事件」などが典型である。トマス・ハリス原作の「羊たちの沈黙」はハンニバル・レクターや犯人を実在のサイコパスをモデルにしている。
実際のサイコパス事件は耳目を集めるが、戦争という「巨大な人殺し」に人々は殆ど無関心だ。
チャップリンの「殺人狂時代」では「一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む」。奴隷廃止論者、ベイルビー・ポーテューズは「人を一人殺せば人殺しであるが、数千人殺せば英雄である」と。アイヒマンは「百人の死は悲劇だが百万人の死は統計だ」と。スターリンも同じ事を言っています。いままた、日本でも「戦争が出来る法案」など・・・。このいま、世界では容赦のない殺人が日々行われているのに。・・・人間とはナンなんだろう。
1/ 29th, 2016 | Author: Ken |
Ladies Underwear Package
■Client : TORAY INTERNATIONAL 「夢衣夢中」光触媒による抗菌・防臭、アクティヴ・インナー・パッケージ
1/ 28th, 2016 | Author: Ken |
DunMasters Catalog-1
ダンマスターズの商品企画、カタログ企画、店舗企画、販売企画を長年やってきた。アートディレクターの繁治照男氏には随分厳しく
教えられた。サブディレクターとして写真撮影、コピーライティング、レイアウトとあらゆることをやって来たのが良かったと思う。
いつか師匠と対等に企画話が出来るようになった。会議という名のBar巡りである。カウンターで「おい、次のテーマは何やねん?」
「シェットランド島なんか」「取材は何時や?」「来年の厳冬期に、ブリザードの中で羊毛はますます・・・なんて」「それ、行こ!」
こんな会話が懐かしく思い出される。モデルのプロゴルファー入江勉さんにも随分とお世話になった。
1/ 28th, 2016 | Author: Ken |
Outdoors spirit
アウトドアー・T・シャツのイラストです。Gペンで描きました。
1/ 26th, 2016 | Author: Ken |
Outdoor’s planning
アウトドア・メーカーのための企画スケッチです。
1/ 26th, 2016 | Author: Ken |
Planning Sketch
traditional wear illustration
様々なトラディショナル・ウェア企画のために描いたものです。企画書はあくまでプレゼンテーションというインサイドなもので、
世間に出回るわけではありません。決してアート作品ではなくビジネスの手段でしかありません。
ですからデティールや雰囲気を感じるように描きました。